フローラを整えようという考え方が拡大【腸→肌へ】
これまで主としてフローラが注目されてきたのは腸内についてでした。でも、もちろん常在菌はカラダのあちこちに存在しています。
何年か前から、肌フローラに注目が集まり、善玉菌が”美肌菌”などと呼ばれるようになりました。そして化粧品に美肌菌のエサとなるオリゴ糖などが配合されるようになったのです。
その考え方は腸内フローラと同じで、善玉菌を増やすことでフローラのバランスを整えて美肌を目指すというもの。
【肌→育毛へ】フローラの考え方がさらに拡大
そして、その流れを受けて、今度は育毛剤にも「フローラを整えれば育毛にもいい効果が期待できる」という考え方が出てきたようです。
つまり、毛髪が生える頭皮もまた「肌」なので、ここを整えようという考え方です。
頭皮は紫外線などの影響で乾燥しやすく、フケやかゆみなどのトラブルになりやすいだけではなく。乾燥の結果として肌を潤そうと皮脂が過剰に分泌されれば、その皮脂で毛穴が塞がれニキビや炎症の原因にも。
こんな風に頭皮が傷んでしまっては、頭髪の正常な成長サイクルに支障が出てしまって、髪が太くて長い理想的な状態になる前に、短くて細い未成熟な状態で抜けてしまう…というのです。
そこで、育毛剤にも、湿潤剤・保湿剤や、善玉菌のエサになるオリゴ糖などが配合される動きが出てきました。
フローラを整えることでカラダを整えようという考え方は腸内フローラと同じですね。
フローラ環境を整えようという考え方を取り入れた育毛剤は、例えばこちらの製品です。
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